（株）まごやさい 代表の有政（アリマサ）と申します。この度は当社の野菜セット販売サイトにご訪問いただき誠にありがとうございました。また、スタッフブログをご覧頂きありがとうございます。

このブログは私が担当し、毎週土曜日（か日曜日）に更新していく予定です。宜しければご覧ください。初回はこの野菜販売事業の生い立ちなど。

私、有政雄一（現52歳です）は40歳まで東京で全く畑違いの人事や採用の仕事をしておりました。今や日本を代表するまでに成長したアパレル企業や日本最大の家具・インテリア販売会社の採用支援など受け持ち、またキャリアカウンセラーとして数多くの社会人の転職相談をお受けしてきました。

時はリーマンショックの大不況、転職で悩む多くの方とお会いしました。色々な話をお聞きするうち、仕事をネガティブに捉えている人がとても多いことに気が付きました。
一方、仕事をポジティブに捉え、前向きに仕事探しをしていく方もおられます。

この両者の仕事観の差に、達成体験が大きく関わっているのではないかと思うようになりました、しかも、その感覚はかなり幼少から形成されている。
であれば、達成体験をたくさん提供できるような事業をしたい。それで考えたついたのが、子ども向けの農業体験事業でした。

こうして書くとかなり突拍子もない感じですが、実際これがの事業のスタート地点です。

広島の実家が兼業農家で、米主体の週末農家（平日は会社員です）。田んぼ以外に小さな畑もあり、これを使って農業体験を行うと考えました。
まずは20数年ぶりに高校の同級生に声をかけると結構反応があり、初回から思った以上のご参加がありました。

また、その農業体験に来た子どもたちやその家族に、自分たちが関わった野菜を宅配しようと考え、農業体験と野菜宅配をセットにする形で年会費制のサービスにしました。

初回に野菜をお届けした時の、皆様からのお声が今でも脳裏に焼き付いています。本当に嬉しい過分な言葉を、お届けしたほぼ全員から頂戴しました。

実は、自前の狭い畑ではお届けする野菜が到底足りず、ご近所の農家さん（と言っても、自宅用の野菜を中心に自給的な農業を行っているご年配の方々）にお願いして野菜を分けて頂き、一緒に入れてお送りしていました。この野菜がとても喜ばれました。

自家用に作っている野菜が持つ価値（ちょっと表現がオーバーですかね）に気付かせてもらった出来事でした。自分自身も福岡や東京で暮らしていた頃、時々実家の母から「孫に食べてもらって」と送られてくる野菜はとても美味しいなと感じていましたが、身内贔屓の可能性大かなと思っていたら、そんなことはありませんでした。

その「美味しい理由」なども後々理解することになるのですが、この先は次回のブログで。