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深掘り!旬野菜の話「間引き大根の葉」

深掘り!旬野菜の話「間引き大根の葉」

あまり一般的ではない「大根の葉」。栄養価は高いが使われておらずもったいないという話をお聞きになった方がおられるかもしれません。

実際、葉の付いた大根はスーパーなどではほとんど売られていません。理由は二つ。

一つは、荷姿が長くなりすぎて流通に適さないこと。根の長さが40㎝前後あり、葉も付くと1m近くになってしまい運びにくいです。またスペースを取るので運搬効率が落ちてしまいます。

もう一つは、長持ちしないこと。根は1ヶ月以上保存が出来ますが、葉は1日経つと黄色くなりはじめ、2日後には大部分が黄色く変色して萎れてしまいます。こうなると、根はまだ十分使えるのに売り物になりません。

成長途中の大根

ただ、農家はその美味しさを知っているので畑で落とした葉を持ち帰って使う方もかなりいます。ジワリと感じる旨みと大根の辛み、シャキシャキの食感は浅漬けにとても向きます。他には汁の実・炒め物・お浸し・煮浸しなど結構色々使えます。

更に珍しいのが今回の間引いた大根の葉。こちらは成長途中のまだ小さな大根です。大根の種は小さく、1カ所に4~5粒蒔いて発芽させます。その中で最も元気なものを残して他は途中で取り除きます。これを「間引き」と言います。

間引く時期にもよりますが、根は糸のような状態から小指、大きいもので親指ほどです。葉は柔らかく辛みも少なく生でもいけるほど美味しい。

草丈も20~40㎝で小松菜やホウレン草と近しい大きさですので十分流通可能なのですが、いかんせんアシが速い。且つ、一度にたくさん採れるものではないので量がまとまらず、一般的な流通経路ではなかなか取り扱ってくれません。

こちらは早採りした大根

しかし、まごやさいは農家が収穫して10分ほどで来れる距離に集荷場があり、出荷後にすぐ荷作りして保冷し、そのまま保冷してお届けできる鮮度保持体制をができており、且つ少量でも取り扱うため、この「間引き大根の葉も」販売できています。

そんな、今が旬の間引き大根の葉など、小さな農家が作った美味しい野菜をご家庭で味わうことのできる野菜セットを通販でご用意しております。是非お試しください!

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